【動物病院NORIKO】メルマガ 2019.12.24

こんにちは。
Dr.NORIKOのメルマガです。

2019年12月24日火曜日

 


乙    未

   七   
八 破    六   

友引


DR.NORIKOのワンポイント

2019年12月 冬至。
ア~ア、残りは一週間です。
今年も忙しかった、少し身軽になり無事に生きています。
もう少し身軽に整理して死ぬ準備しないといけません。
未来に対して日本人の危機管理の無さが一番気になる年でした。
年々多くの外国人が来日しています。
来年オリンピックで、もっと外国人がやってきて、どんな年になるのか?
いつも申し上げますが、この世で生活するには自己管理し、
自己責任を持ち、ご自分の人生はあなた自身が作るのです。
そして寿命を全うし死を迎えます。
危機管理はあなた自身が何のためにこの世にいるのか?
貴方が何か「気づく」事から始まります。
今、地球環境が壊れています。
住める場所が少なくなります。
どうして壊れたのか?誰が壊したのか?
人間の愚かさです。
人間、一人ひとりが自覚しないと、貴方の子供たちは生き残れません。
皆さんが気がつかないと地球は破壊します。
特に食材に関しての課題は大きいです。
メルマガをお送りして、多くをお伝えしているのに、
これを読んでいる人達があまりにも気がつかないことです。

◆牛肉生産は温室効果ガスを排出する
小泉進次郎環境相が国連気候行動サミットに出席したが、
ニューヨークでステーキ店に入店したことが話題になっている。
この時の取材も、「ニューヨークに来たら絶対食べたい!」と話していました。
バカ丸出しで恥ずかしい。
気候変動対策を議論する会議に出席する環境大臣が、
「ステーキを食べる」ことに非難を浴びたが、その理由は主に3つある。
1つ目は、牛肉生産は温室効果ガスを排出することだ。
気候変動というと化石燃料による温室効果ガスの排出が注目されるが、
畜産も温室効果ガスを排出している。
なかでも牛の排出量は多い。
地球上には約15億頭の牛がいる。そのほとんど畜産牛だ。
牛は4つの胃をもつ。
最も大きい胃(第1胃)の容量は約150~200リットル。
第1胃の中にはさまざまな微生物がいて、
エサとして摂取した飼料(植物繊維)を発酵・分解する。
第1胃の中にはメタンをつくる菌(メタン産生菌)もいて、
発酵・分解の時に発生した水素をメタンに変える。
つくられたメタンは、ゲップ、オナラとして環境中に放出される。
※このメタンは、エネルギーの原料にもなる。
微力ながら、火力になる。これを使用している牧場もある。
処分が追いつかないのが現状。
その量は1頭につき1日160~320リットル。
それを15億頭が出したら・・・。
「気候変動に関する政府間パネル(ICPP)」によると、
メタンは世界の温室効果ガス排出量の16パーセントを占めている

◆牛肉生産は穀物を大量に消費する
二つ目が牛肉生産は穀物を大量に消費するということだ。
気候変動は食料生産にも影響を与える。
現代の食生活は、小麦、トウモロコシ、大豆などの穀物を中心に成り立っている。
穀物の消費は大きく2つに分けられる。
一つは主食として「直接消費」する場合であり、
もう1つは家畜の飼料として使用し、畜肉や酪農品として「間接消費」する場合だ。
例えば、鶏肉1キロを生産する場合に必要なトウモロコシは3キロ、
豚肉1キロで7キロ、牛肉1キロでは11キロだ。
牛肉は飼育期間が長いので飼料の量も多くなる。
直接消費、間接消費があるものの、現代の食生活は間違いなく穀物中心だ。
しかし、世界的な人口爆発によって穀物の供給量が不足するようになった。
1960年に30億人だった世界人口は、現在は76億人だ。
2100年には112億人になると予測されている。
人口増に伴い、穀物生産量も増えれば問題ないかもしれない。
実際1965年~1996年までの30年間では、世界人口は2倍になり、
それを追いかけるように穀物生産量も2倍となった。
だが、今後も人口増に見合う穀物を生産できるかどうかは疑問視されている。
世界各地で欧米型の食生活に代わり、牛肉をはじめとする肉の需要が増えると、
これまでよりはるかに多くの穀物が必要になる。
穀物生産を妨げる理由には3つある。
1つ目が水不足、
2つ目が土壌侵食、
3つ目が温暖化(気候変動)だ。
1つ目が水不足だが、全世界で使われる淡水のうち3分の1は農業用水だ。
水の需要は年々増加傾向にあり、過剰なくみ上げによる地下水の
枯渇や灌漑用水の不足によって、穀物生産にも深刻な影響が出ている。
穀物の大生産地であるアメリカ、中国、インドでは地下水を
際限なくくみ上げて生産を行ってきた。
そのために地下水位の低下、枯渇という問題が起きている。
インドの地下水については、日本経済新聞(2019年8月17日)に
「政府の試算ではデリー首都圏、ベンガルール、チェンナイなど
主要21都市で来年にも地下水が枯渇する見込み。
日本企業を含む外資の製造拠点が集まる場所が多く、
このままでは生産に大きい影響が出る」との記事もあった。
2つ目は森林破壊に伴う土壌侵食。
焼き畑農業、農地への転用、木材伐採などで、森林のなかでも
熱帯林は毎年相当な面積が消えている。
こうして森林の保水力が弱まると洪水が発生しやすくなり、
土壌が流出するので、作物生産ができなくなる。
3つ目は気候変動だ。
気温が上がり、作物の生産に適さなくなる。
気候変動は水の循環も変える。
気温が上がれば循環のスピードが速くなり、
水の偏在(多いところと少ないところに偏りがあること)に拍車をかける。
すなわち穀物不足の1番目の理由である水不足、
2番目の理由である洪水による土壌侵食が起きやすくなる。

◆牛肉生産は水を大量に消費する
三つ目は牛肉生産は水を大量に消費することだ。
なぜなら水を使って育てた飼料(植物)をエサにしているからだ。
家畜が育つまでに使った水を全て計算すると、鶏肉1キログラムには450リットル、
豚肉1キログラムには5900リットル、牛肉1キログラムには2万600リットルの水が必要だ。
こうした水の使用が生産地の水環境を悪化させる。

その一方で、日米両政府は米国産牛肉の日本輸入に関し、
緊急輸入制限の発動基準数量を年間約24万トンとすることで合意する見通しだ。
米産牛肉の関税は現在の38.5%から段階的に9%まで引き上げられる見通しで、
安価な海外産牛肉の輸入枠が事実上拡大する恰好だ。
牛肉の大量生産が地球温暖化や環境破壊を引き起こしていることから、
欧米では「ミートレス」の動きが活発になっているが、
安価な海外産牛肉が大量に出回る日本では、こうした事情に気付きにくい。
だが、ここで述べたように、牛肉の大量生産が気候変動を促進し、
食料危機をもたらし、水不足を引き起こすというのも事実だ。
いつまでも「(おいしいから)知らずに買っていました」、
「(おいしいから)知らずに食べていました」でいいのか。
“無知こそ罪深いものは無い。”
小泉環境相だけでなく私たちも何を食べるか、
何を選ぶかを考えなくてはならない。
世界中にヴィーガンやベジタリヤンが増える理由が少しご理解いただけましたか?
欧米では「ミートレス」だから日本に肉が流れてくるのか?
よく見ますが、F.Bに多くのペット関連業者が肉を多く食べることを平気で投稿している。
これに「いいね」する人たち。
これは非常に恥ずかしい事です。
私は牛の飼育に関して、自然農法飼育は、お金も手間隙もかかるから大変です。
多くの畜産家が飼育するには牧草を中心に、牛用フードを食べさせる。
この食事の中には、肉牛には発育を良くするように、乳牛にはミルクをたくさん出させるための、
いろいろ害になる物が入っているし、病気予防にワクチンや薬も使用する。
そんな体からミルクを搾乳したり、肉を食べるのは、体に良くない。
結論は、四六時中、牛肉を食べることをなくせば良いのです。
気がつかない事や知らない事は無知ですね。
これから数年後、地球上から多くの食材が不足すると食べるものが変化して、
栄養補助食品を摂らないと生活できなくなります。
栄養・栄養素・栄養補助食品・健康食品は勉強してくださいね。
肉はダメだから、魚類を食べるの?
だって日本の海は海洋汚染が進んでいます。
これからは良い水を中心に、野菜と果物を上手に生産し、
自然の恵みを大事にして生活する時代です。
そのためにも、腸は丈夫に訓練しましょう。
腸が元気ならどんな食材も栄養素になりえます。

【年末年始休暇のお知らせ】

年末年始休暇期間:12月28日(土)~1月5日(日)
年内は、2019年12月27日(金)まで、
年始は、2020年1月6日(月)より通常通り行います。
余裕をもって、ご注文くださいますようお願いします。

※※お知らせ※※
【ヤマザキ学園での診察をご希望の方】
完全予約制となりますので、予め電話にて予約をお願いします。
診察日:1月12日・2月9日・3月8日

ヤマザキ学園での診療は、建物内のアニマルメディカルセンターの診療室にて行います。
アクセスは、下記URLをご参考ください。
https://cac-animal.jp/cac.html#cac-access

〒403-0016 山梨県富士吉田市松山1664
電話 0555-72-8322
FAX 0555-24-1628
フリーダイヤル 0120-091176
営業時間 9:30~16:00
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水曜・土曜・日曜・祝日はお休みさせていただきます

発行元:
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