【動物病院NORIKO】メルマガ 2019.11.26

こんにちは。
Dr.NORIKOのメルマガです。

2019年11月26日火曜日

 


戌    辰

三  ア
六 破 
七    五  

先負


DR.NORIKOのワンポイント

11月も残り少なくなりました。
秋の紅葉シーズン、残念ですが天気が悪いです。

富士吉田地方は寒いです。
空気と水の美味しさは最高!!
秋から冬にかけては空気が乾燥して、
自然の色が最高に美味しく輝いて見えます。
家の周りの木々たちも美しい色合いが風に吹かれて少しずつ終わりに近づいています。
相変わらず多くの鹿の家族が庭に訪れます。
彼らも冬支度に忙しそうです。

近年、病気の人が多く、高齢化時代になり、
ご家族の看護に疲れが出ている現状をよく目にします。
これから先、私たち団塊世代が介護を受ける時、大きな問題が生じます。
それは人手不足や医療費不足などです。
数年後にはAI介護ロボットが頑張ってくれると思って、期待しています。
犬・猫も高齢化になり、病気になる子が多く、
飼い主様には時間とお金がかかります。
病気の治療を受ける時には、飼い主様は動物の目線で介護をしてください。
動物は自然の出来事に素直ですから、体が元気なときと違い、
細胞が新しく修復できなくダメになっていく事を受け止め、死の準備をします。
私は、動物が食欲がある時は手助けしますが、
食べなくなった時は見送る準備をします。
人間は死を覚悟し、準備する人は少ないです。

そんなとき、このような放送を見ました。
NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」

安楽死は日本では認められていません。
たとえ患者側が医師に「安楽死」を要求したとしても、
実行した場合、刑法199条の「殺人罪」で死刑や無期、
もしくは5年以上の懲役となる可能性があります。
また、安楽死の協力者や仲介者も刑法202条の「自殺関与及び同意殺人」に抵触します。

小島ミナさんは「多系統萎縮症」という難病にかかりました。
小脳などの変性によって徐々に身体能力が奪われていく病気で、
ゆっくりと確実に進行し、やがて四肢が動かなくなり、言葉も話せなくなり、
思考以外の全ての機能が奪われて寝たきりとなります。
現状では根治療法はありません。

安楽死が容認され、海外からも希望者を受け入れている団体(ライフサークル)があるスイスで、
小島さんは昨年日本人で初めて安楽死を行いました。
三年前に体の機能が失われる神経難病と診断され、
歩行や会話が困難となり、医師からは、
「やがて胃瘻と人工呼吸器が必要になる」と宣告されました。
その後、「人生の終わりは意志を伝えられるうちに自らの意思で決めたい」と、
スイスの安楽死団体に登録をしました。
世界で唯一、スイスにあるライフサークルは、エリカ・プライシックという女性医師が
2011年に設立した自殺幇助団体です。
安楽死にに至るまでの日々、葛藤し続けたのは家族です。
自殺未遂を繰り返す本人から、
「安楽死が唯一の希望の光」だと聞かされた家族は、
「このままでは最も不幸な最期になる」と考え、
自問自答しながら選択に寄り添わざるを得なくなりました。
そして、生と死を巡る対話を続け、スイスでの最期の瞬間に立ち会いました。

延命治療の技術が進歩し、納得のいく最期をどう迎えるかが本人と家族に突きつけられる時代
海外での日本人の安楽死は何を問いかけるかを見つめた放送でした
安楽死はそもそも独立心が強い人でないと望まないといいます。
わがままな人、お金があり教養がある人、子供がいない人。
この三つが世界でも共通しているといいます。
放送でお二人の姉妹が最期の看取りまでご一緒したことに、
ミナさんに対する大きな愛情を感じました。
この方々のこの後の精神的ケアも大変だと感じました。
でも、放送を見ていてミナさんはとても幸せそうに旅立ったように見えました。

私は、安楽死を考える時代はもう来ていると思っていますし、
日本でも行って欲しいと思っています。

犬・猫の場合、「安楽死」はあります。

安楽死も必要ですが、老後になり寝たきり、認知症になってしまったら、安楽死というより、
体と心がブレない時に遺言書を書いてムダに生かさないでとか、
覚書を残して実行されるように出来ればいいですね。
地球も多くの人が住めなくなるのも時間の問題です。
世界中で人減らしが始まっています。

2019年も終わりに近付いてきましたので、
動物に対して気になっていること。
もう一度、弱者(犬・猫)のご家族を見つめ直してください。
・多くの飼い主様に申し上げたいのは、病気を起こさせるのは飼い主様。貴方の知恵と知識が低い場合がある。
・安易に家族を増やさないで欲しい。
・多くの飼い主様はご家族の犬・猫を理解できていない場合がある。
・人間のエゴで弱者をもてあそばないように。
・生活の中で自己満足や自己陶酔をしないように。
・神様は貴方と動物がめぐり合う機会を与え、特に犬・猫を通して多くの修行の場を与えてくれている。大事な贈り物です。

お別れがくる日まで楽しく悔いのないように暮らしましょう!
貴方に多くの「気づき」があることを祈っています。
健康寿命を全うし、「P・P・K(ピンピンコロリ)」で、
この世の修行が終わるように頑張りましょう。

この時期体が冷えています。
まずは、体を温めましょう!
1.軽い腕振り体操 一日300回以上
2.ロングブレス(きれいな空気)
[参考本:120歳まで生きるロングブレス/三木良介]
3.入浴(オススメは天然塩)
4.暖かい下着の着用(犬・猫に腹巻)
5.アルコール無しの甘酒(犬・猫には5~10倍に薄めて)
6.ぬるま湯を飲む
7.生体に必要なサプリメントを摂る

お問い合わせはLINEでも受け付けています。

年末年始休暇のお知らせ

年末年始休暇期間:12月28日(土)~1月5日(日)
年内は、2019年12月27日(金)まで、
年始は、2020年1月6日(月)より通常通り行います。
余裕をもって、ご注文くださいますようお願いします。

※※お知らせ※※
【ヤマザキ学園での診察をご希望の方】
完全予約制となりますので、予め電話にて予約をお願いします。
診察日:12月8日

ヤマザキ学園での診療は、建物内のアニマルメディカルセンターの診療室にて行います。
アクセスは、下記URLをご参考ください。
https://cac-animal.jp/cac.html#cac-access

〒403-0016 山梨県富士吉田市松山1664
電話 0555-72-8322
FAX 0555-24-1628
フリーダイヤル 0120-091176
営業時間 9:30~16:00
商品配送受付 昼12時までにお願いします。
水曜・土曜・日曜・祝日はお休みさせていただきます

発行元:
動物病院NORIKO/Dr.NORIKOペット自然療法院

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