【動物病院NORIKO】メルマガ 2019.6.25

こんにちは。
Dr.NORIKOのメルマガです。


2019年6月25日火曜日

 

葵   巳

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先負


DR.NORIKOのワンポイント

6月も終わりです。
2019年も半分が過ぎました。
新しい時代を、
「令和」の時代を、
不動尊護摩供。
三田市鏑射寺(かぶらいじ)のご住職
中村公隆和尚の法話から、
読み解きを引用しました。

何事も謙虚に聞く姿勢を保つ「和せ令(し)む」
心で毎日送れば蜜厳浄土が具現するでしょう。

出典は日本最古の歌集「万葉集」からです。
安倍首相の談話で、
「人々が美しく心寄せ合う中で文化が生まれ育つ」
と「令和」に籠められた意味で説明されました。
「令」は会意文字で、人がひざまずいて
神佛(大自然)からのお告げを聞く姿です。
密教に於いて凡夫と菩薩の違いは、
「自分以外の人々や大自然との調和がとれているか否か」
の一点で言い表す事ができます。
人間とて大自然の一部です。
何事も謙虚に聞く姿勢を保つ「和せ令(し)む」
心で毎日を送れば蜜厳浄土が具現するでしょう。

新元号の発表で多くのピント外れの報道もありますが、
松尾芭蕉は、
「古池や 蛙飛び込む 水の音」
と詠んでいます。
“春の静けさの中、時折、古池に蛙が飛び込む音が聞こえる。
その音が一時の余韻を残し、再びもとの静寂を取り戻す”と。

私ども日本人の感性は、蛙の飛び込む前後の静寂を味わい、
心を洗い、大自然との一体感を感じているわけですが、
昨今「飛び込んだときの音、ぽ・ちゃん」にばかり気を取られ、
本来味わうべきものを見失っている言動や報道が多いように感じます。

心を離れた科学技術の発展にも一因があるのでしょう。
「人々が美しく心寄せ合う中で文化が生まれ育つ」
正しく「令和」を解釈して実践に移すことが
物心整った我が国の発展、世界平和につながると思います。

中村公隆大阿闍梨さまは、高野山で修行中から
この世の「今空海」と呼ばれる方です。

聖徳太子の命日。
22日に護摩焚き行を行っています。

私は、和尚に一度会わせていただきました。
今でも忘れないのは、その時に、
多くの難病の方々がご相談に見えますが、
すべての人間が良くなるのですか?
と伺いました。
彼は、一言
「私が助けることが出来ないのは、
死神がお迎えに来ているとき。
何もしないで見送ります。」
とお答えになりました。
そして、毎日真夜中に宇宙の神様と交信しているようです。
私も本当に困ったときには彼に会いに行くでしょう。

【体験談 第三話】
私が勤務医時代の1977年
飼い主さん一家は、表参道の豪邸に住まわれ、
庭にはG・シェパード2匹と室内には小型犬を飼われていました。
お手伝いさん2人。
お嬢様も2人。
彼女達は犬が大好きな方々でしたが、
ご愛犬の面倒は、ほとんど訓練士さんとお手伝いさんがみていました。

私どもは月に数回、往診で健康チェックをしていました。
庭の犬たちも警察犬訓練士がキチンとしつけをしていましたので、
知らない侵入者には獰猛でしたが、
私どもには非常に従順でした。

G・シェパードのメスが心臓弁膜症になり、病院に入院することになりました。
1年以上病院に入院しましたが家に帰ることはありませんでした。
愛玩用として飼われている犬なら退院も有りですが、
このご家族は当時からお金で何でも解決する方々でした。

それに引き換え、このご愛犬は非常に利口な犬でした。
私は気がつかなかったのですが、
病院の運動場でいつも柿の木の下で空を見上げていました。
彼女は木から落ちる渋柿の熟したものを待っていたのです。
この当時、治療方法は、犬に生薬を炊いて(鍋やヤカン)与えていましたので、
この犬は自然治癒力が高まって、生薬もよく飲み、
渋柿にカリウムが多い事に気がついていたようです。
美味しそうに食べていました。
きっと身体が楽になったのでしょう。
入院中は使役犬の仕事は無く、すごく可愛い愛玩犬でした。
病気療養していたのですが、
重度になり、最後は腹水が貯まり、苦しいときもありましたが、
亡くなるその日まで陽気な犬でした。
飼い主さんに似ないで、
かわいい、頭の良いG・シェパードでした。
無論、血統はトップクラスです。

この飼い主さんは、犬の展覧会に出展するのが大好きで、
次から次へと外産チャンピオン(海外で生まれた犬)を
輸入して出展していました。
そこまでは良いのですが、次の段階があります。
展覧会トップを走った犬の子供を欲しがります。

こんなことがありました。
シーズーのオーストラリアチャンピオンのずっちゃんを輸入して、
その犬に子供を取らせたのですが、
5匹生まれたメスたちの中に好みの犬は出来ず、
要らないということになり、
母犬を筆頭にこの家族はバラバラに。
新しい飼い主さんを探しました。
なんて傲慢な飼い主さんなんだと、
何度思ったことか。
「犬を飼うなよ!」と言いたかったです。
このシーズー姉妹の三女は、病院スタッフが引き取り、
四女は知り合いがもらってくれました。
私はこの犬の最期を看取ることができ、
この犬の娘も看取りましたが、
残りの子達はどこへ行ったのかわからなくなっています。

そんな過去があって、
すっきりしない思い出が走馬灯のように思い出したある日。
開業した翌年の1983年。

この傲慢な飼い主さんの娘(次女)さんが元麻布に嫁ぎ、
そこで飼っていたペキニーズのスーちゃんを
勤務医時代からの知り合いの訓練士さんが
麻布十番の動物病院NORIKOに連れてきました。

訓練士さんは、
「実は展覧会を追いかけているのですが、
足腰が弱い。
どうにかして欲しい。」
と連れてきました。
私は診察をし、とても展覧会に出せるような状態ではなかったので、
何回も飼い主さんに、
展覧会を追いかけるのは無理だと、
申し上げましたが、全然聞き入れてはくれませんでした。

半年後には、とうとう椎間板ヘルニアになってしまい、
手術も2回しましたが車椅子になってしまいました。
あぁーあぁー…
母親と同じ遺伝子の飼い主さんは、
「要らない」
「始末してください」と。
“カエルの子はカエル”です。

その当時、この家には二人の子供(長男と長女)がいました。
多くの疑問が残りました。
この子供たちも要らないと思ったのか?

スーちゃんの行く末は?

スーちゃんは病院で3~4年間生活していました。
毎日、朝一番に排尿・排便を絞ってもらい、
スタッフに抱っこしてもらってぐるっとお散歩。
朝ごはんを食べて、入浴し(ぬるま湯の中に入れて泳がせていました)、
ひなたぼっこ、その後リハビリ。
マッサージ、電気、鍼灸をして昼寝。
排尿・排便を絞ってもらい、
夕飯を食べて就寝。
最高に幸せな生活を送っていました。

スーちゃんは数人の動物看護師が可愛がっていましたが、
その中の一人(大阪出身の池田さん)が
おばあちゃんの介護のために福井に行くことになり、
どうしてもスーちゃんを置いていけない!と。

私も可愛がっていましたし、リハビリもしていましたので、
このようなケースは免疫力が落ち、
多くの病気になりやすく、
膀胱炎も起こしやすい。
色々考えても、病院にいた方が良いと思いましたが、
動物看護師の池田とよく話し合い、
彼女に任せて福井に行くことになりました。

その後、
スーちゃんが元気でいることは連絡が来ていましたが、
今のようにスマホが無いので、
写真は手紙とともに送られてきていました。

それから8年ほど経った頃。
スーちゃんを連れて池田が上京してきました。
13歳になったスーちゃんは白髪が多くなっていましたが、
動物看護師の腕が良いのか、
最高の環境で飼われていたことに安心しました。

池田は私に、
「今回でスーちゃんを病院に連れてくるのが最後になります。
院長に一度会っていただきたいと思い、連れてきました。」
と言いました。
私はその言葉を聞いて、
彼女の家族にしてもらって良かったと、思いました。

それから3年ほど経った頃、
スーちゃんは虹の橋を渡りました。
最期まで歩けませんでしたが、
食事を良く食べていたそうです。
未だにこのスーちゃんの写真を飾っています。

表参道の屋敷に住んでいた松見病院の理事長(松見イク氏)は、
シーズーたちを傲慢にも金に任せて捨てた。
竹田家に嫁いだ次女(竹田昌子氏)は、
母親の跡を継いで病院理事長になり、
金に任せてペキニーズを捨てた。

この方々の未来はどうなったのか?と
心配になったときもあります。

こんな噂が耳に入りました。
松見氏は破産し、昌子氏は離婚した。
この世での修行がやっと始まったんですね。

犬・猫は物ではなく、生き物で心もあります。
人間の出会いもそうですが、
ご縁があって出会うから、
毎日を家族の一員として大切にしたいと思っています。

開業して3年目のある日。
突然、病院のスタッフが
白金のパステル(知り合いのペットショップ)から、
売れ残ったシーズー♀(生後6ヶ月以上)を貰ってきました。
私はこの犬を見た瞬間、勤務医時代の悔しい思い出が蘇りました。
ずっちゃん親子のことを思い出しました。
タダほど高いものは無い。
パステルのオーナーから子供を取ってくれと依頼され、
シーズーのリコちゃんから子供をとりました。
出産は57日目(普通は62~65日)でした。
早い時期なのに子供はしっかりしていましたが、
その中で病気持ちのノリちゃん(軽い門脈シャント)を残すことになりました。
ただ、母親のリコちゃんは子供が大嫌いだったので
大変苦労しました。
2~3時間おきに排尿・排便をマッサージしてとります。
またまた試練です。
母親はオッパイが張るので飲ませるのですが、
絶対に排尿・排便は舐めません。
(オッパイを飲む時期、離乳するまでは新生児は自分で排尿・排便できません)
母親のリコちゃんは13歳、腎不全で亡くなりました。
ノリちゃんは17歳10ヶ月まで生存しました。

それから生まれてすぐ病院の前に捨てられた猫のトラちゃん一匹でしたが、
ご縁があり、2009年に新島で十数匹飼われていた中から
二匹のシーズー姉妹♀(生後5ヶ月)を東京に連れてきました。
二代目ノリちゃんは膝蓋骨脱臼と股関節形成不全があり、
二代目リコちゃんは軽い腎機能低下がありました。
2019年でノリちゃんは10歳。
リコちゃんは8歳で亡くなりました。

 

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